Visual Studio IntelliCodeが発表されました.
詳細は上記記事に譲るとして,既にVisual Studio 2017でC#向けにプレビュー版が使えるようになっています.早速使ってみます.
インストール
- Visual Studio IntelliCodeのサイトを開きます.
- ページ下部の「Try it out today for C#」のリンクを選択し,Visual Studio Marketplaceに飛びます.
- 「Download」からダウンロード.
- ダウンロードしたファイルを開くと,Visual Studioにインストールされます.
使用方法
特に設定などせず,普通にコーディングをするだけです. サジェストで「★」が出てきます.
使用例(アニメーション)
参考:IntelliCode不使用時は単にアルファベット順だった
アニメーションだと分かりづらいのですが,オーバーロードのあるメソッド(ここだとConsole.WriteLine
)でも,最適と思われる定義が選ばれるようです.
プレビュー版はここまで.
プレビュー版の機能はこれだけ.正直なところ「使う頻度の少ないクラスに触れるときは嬉しいかも?」という程度です.
ただ,IntelliCodeのサイトには,潜在的なバグの検出・修正だったり,コーディングスタイルをソースコードから学習したり,といったことも記載されています.
潜在的なバグの検出に関しては,従来の静的コード解析よりも良いものが出せるのかどうか気になります.大いに期待したいところです.